公務員試験合格に必要な勉強時間

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公務員試験に合格するに必要な時間は、受ける試験や学習開始時点の知識レベルによりさまざまですが、仮に知識ゼロからスタートした場合には、多くの合格者の経験則により以下のような目安が一般的とされています。

教養試験のみの市役所・警察・消防等

500時間~1000時間

専門試験ありの地方上級・国家一般職等

1000時間~1500時間

仮に1000時間を1年間で勉強する場合には1年間休みなしで、1日あたり3時間弱の勉強時間ということになります。

自分がどの公務員試験を受験するかを決めたのであれば、この必要学習時間を目安として、具体的な学習計画を立てましょう。

ここからは、この公務員試験の勉強時間に関する知っておきたいポイントを確認していきます。

できるだけ早く勉強をスタートする

公務員試験を受験すると決めたのであれば、できるだけ早く勉強をスタートさせましょう。

早くスタートすれば、それだけ余裕を持った計画を立てることができますし、1日あたりの勉強時間の負荷や減り、極端なモチベーションの上下を避けることもできます。

また、そもそも立てた計画通りに勉強が進むことはまれです。

体調不良や不測の用事などにより、計画は多かれ少なかれ遅れるものと考えて余裕を持った学習計画を立てましょう。

机上の計画で1年でこなせると思った学習量であれば、1年半かかるものと思って一日も早く学習を始めるのが吉です。

効率的な学習を追求する

先にあげた合格に必要な時間の目安は、あくまでも「正しく効率的な勉強をした場合」に合格できる可能性が高い時間です。

的外れな勉強をいくら積み重ねても合格に至ることがないのは当然のことです。

正しく効率的な勉強をするには、情報収集が命です。

ネット上にはさまざまな合格者の勉強法や合格体験記が溢れていますので、一通り眼を通すことは必要でしょう。

とはいえ、ネットの情報は玉石混交かつ、個人の合格体験記などはあくまでも「その人にはこのやり方がはまった。」ということに過ぎないので、参考程度に留めておきましょう。

予備校のセミナーや、市販の書籍など幅広いソースを利用して偏りの少ない情報収集を心掛けてください。

スキマ時間を徹底的に利用する

公務員試験のような、長時間の勉強が必要な試験においては、スキマ時間を利用することで勉強時間を積み重ねることは極めて重要です。

まとまった時間以外にも勉強につかえる時間を徹底的に洗い出していくことで、思いの他1日に勉強に充てられる時間が増えることに気づくことができるはずです。

また、スキマ時間を利用することは、集中力の維持という観点からもおすすめの方法です。

1時間ぶっ通しで同じ科目を学習するより、15分のスキマ時間×4の方が結果として集中した勉強ができ効率的なことが多いでしょう。

できるだけ規則正しい生活をする

効率的な学習をするための土台として大切なのが、規則正しい生活を送ることです。

十分な睡眠をとり、できるだけ早起きして健康な状態を維持することで、おのずとモチベーションも維持でき、結果として同じ勉強時間でもより有効に利用できることは間違いありません。

このことを実現するには、繰り返しになりますが、やはり余裕を持って早めに学習をスタートすることが肝となります。

1日あたりの必要勉強時間が多くなりすぎると、最終的には睡眠時間を削るしかなくなり、その結果、モチベーションも集中力も低下する悪循環に陥ってしまいます。

試験が近づくほど勉強時間を増やす学習計画を立てる

1000時間の勉強を1年でこなすには1日3時間弱と冒頭で述べましたが、実際の勉強計画はそのような均等割りではなく、試験直前期に勉強時間を増やすような傾斜をつけた時間配分がおすすめです。

公務員試験では知識の暗記で解ける問題の割合が高いため、最後の追い込みがかなり有効となるからです。

合格者の多くは、おおむね3カ月前から勉強時間を大幅に増やす計画を立て、成功を納めています。

試験3カ月以前は1日2時間程度の勉強時間だったのを、3カ月前から1日10時間に増やすような極端な例も少なくありません。

このあたりは自分の1日の可処分時間との兼ね合いもありますが、いずれにせよ、最後の数か月は限界まで勉強するという覚悟は合格に必須のものと考えておくとよいでしょう。

まとめ

公務員試験に必要な勉強時間はあくまでも目安ですが、やはり分かりやすい目標としては大切な指標でもあります。

自分の決めた勉強時間をしっかりと実行するためには、勉強を続けることできる環境や生活習慣が土台となります。

そのベースができた上で、正しい勉強ができれば必ず公務員試験は突破できる試験です。

ぜひこの記事を参考に合格の栄冠を勝ち取ってください。